僕とお客様との認識
お盆前から、とても暑い日が続き、命の危険も感じるくらいでした。
職人さんにも、こまめに休憩を取るようにはお願いしているのですが、みんな頑張り屋さんで、十分とはいい難い面もあるようです…
日陰でこの温度です。屋根の上は ...
お寺 懸魚(げぎょ)等の仕上げ作業
お寺の作業も残りわずか。仕上げの作業も終わってきました。今回は「懸魚・げぎょ」等を中心に触れてみたいと思います。
といっても、知識不足だったので、調べてみました(笑)
元は「魚」の形だったんですね…今は「雲」に見えま ...
お寺 廣部硬器さん ⑤
お盆前に「紋」の作成をお願いしている「廣部硬器」さんから、完成したとの報告がありました。
盆休みの間は、放置して冷ましておくそうです金箔を張ったような美しさですね!黒い部分も「漆」を塗ったような仕上がりで、漆器のようです! ...
お寺 廣部硬器さん ④
「紋」の制作をお願いしている「廣部硬器」さんから、進捗についての報告を頂きました。お便りを頂くと現在どこまでの工程まで進んでいるのか良くが分かり、安心しますね!
前回紹介した「本焼成」が終わり、窯から出てきました。艶が出て ...
粘着する「副資材」
瓦以外の、瓦葺き工事で使用する材料を「副資材」と呼んでいます。
新しい商品が次々と開発され、屋根の防水性能の向上に欠かせません。
普段は目立たない「裏方」の中で、今回は「シーラー」「シール」「ハイロール」「バッ ...
お寺 棟完成
8月1日に、棟部が完成し「瓦葺き替え工事」は一段落し、残りは「紋」の取り付けを残すのみになりました。
「のし瓦」の間に「棟土」を入れながら交互に積み重ねていきます。一度に、積み重ねると、重みでゆがみが出るかもしれないので、 ...
お寺 廣部硬器さん ③
「紋」の作成において、途中経過を頂き、ついに7月27日に「窯入れ」に入ったと連絡が来ました。
工業製品というより工芸品ですね!カッターをヘラのように使って、キレイに仕上げる「カッター入れ」と呼んでいる作業です。
棟部 ...
瓦の締め直し
先日より、屋根のメンテナンスを施工させて頂きました。今日は、その一部について、施工前の点検から施工までの流れをご紹介したいと思います。
屋根に上がる前から、軒先天井に「シミ」を認めます。雨水が下地に入っていると思われます。 ...
お寺 棟の土台
連日、厳しい暑さが続き、職人さんの顔にも疲れが見えてきました。こまめに、休憩や水分補給をしながらじっくりと作業を進めています。「鬼瓦」の取り付けが終わり「棟の土台を作る」作業が始まりました。
既存の「桁(赤色)」を利用して ...
お寺 鬼瓦取り付け
「軒棟」の下地が完成して、いよいよ鬼瓦を取り付けます。鬼瓦は、冬の間から準備をしてきた、取り返しがつかない瓦です。一番目立つ部分なので、慎重に作業を進めます。
「抱きがね」は「下がり丸」の緊結ビスを利用して取り付けてあります