地震被害 1月2日 1月3日

既に、大きく報道されていますが、令和6年のお正月に能登半島で大きな地震があり、僕たちが住んでいる富山県でも大きな揺れがありました。

僕の住んでいる砺波市では、目立った被害は目につきませんでしたが、同じ県内でも震源地に近いエリアでは、びっくりするくらいの被害が出ているようです。

弊社でも2日から、みんなで手分けして慌てて現場に向かいました。

銅像は、かつてこの地にあった渡し舟で、弁慶が源義経を打ち据えた故事に由来した銅像です

写真はJR氷見線の伏木駅前の様子です。液状化により、砂が吹きあがっています。

現場に向かうにつれて、景色が一変し実感が沸いてきました。富山県は地震が少ない事が自慢で、このような風景はテレビの中だけだったので、本当に悲しいです。

写真左上が「南西」方向になります。

僕が行った現場では「大棟」が損壊していました。方角的には写真の左上が「南西」になります。

写真右上が「北東」になります。右下の屋根面にはあまり瓦が散乱していませんでした

瓦葺き部分には大きな被害は少なく「大棟」に使用されている瓦が片側の屋根面にだけ散乱していたので「横方向」に大きな揺れがあったのかな?と思いました。

散乱した瓦を急いで片づけないと2次災害の恐れがあります

この後、雨の予報が出ているので、ズレた瓦を元に戻し、棟部には急いでシートをかぶせて、飛ばないように抑えます。初めは気付かなかったのですが、近所でも同じような作業をしておられる業者さんがいて、あちこちから、瓦の乾いた音が聞こえてきました。

瓦の表面に棟土があると、とても滑りやすいので注意して作業します

2日は他の現場でも同じような作業があるので、先を急がせて頂き、3日に屋根上に残った「棟土」を清掃しました。「棟土」は、濡れると固まってしまい、撤去が困難になるだけでなく樋を詰まらせる原因になり、乾いている内に出来るだけ清掃しておきます。

写真に写っている「ちりとり」は「瓦フィット」という瓦の形に合わせた商品で、屋根上の清掃ではとても便利な道具です。

作業中にも余震がありました。天気予報と併せて焦ります…

「ほうき」で取り切れない分は「ブロアー」で吹き飛ばします。樋の清掃は、軒先での作業になり、余震も続いているので注意して作業します。

僕が見聞きする限り、比較的新しい案件では、瓦屋根の損壊は少なく、良くニュースで見る瓦の欠落等より、棟部だけの損壊が多いようです。今回の案件でも、瓦葺き部分の割れはありませんでした。

焦りは冷静な判断を奪います

完璧とまでは言えませんが、通常の天候であれば大きな問題にならない程度にできました。

初期対応は、ここまでで一段落です。

これから、復旧工事の内容について、お客様と相談し、保険を適用される案件については、写真撮影や添付資料及び見積もり作成等の事務作業も同時に進めます。

先程、僕の元に「自動車の当たり屋が多数来県!」の偽情報のチェーンメールが届きました。

復旧工事をうたった悪徳業者も多数来ているようです。

みなさんが焦ったり、心配する気持ちは良く分かりますが、こんな時こそ冷静に対応を一緒に考えましょう!