瓦屋さんの日常 瓦揚げ

2025年2月25日

今回からしばらく、瓦屋さんの日常の作業を紹介させて頂きます。

今日は暑くも寒くなく快適な日でした。

今日の仕事は、従業員の方と、新築の案件で瓦を屋根に上げる作業からスタート。

暑くもなく寒くもなく、年中こんな気候だったら最高だなあって思う中、気持ちの良い汗をかきました。

この機械が、瓦を上げるウインチです。

この機械と運転の資格がないと瓦屋さんはできません。

現在は、100Vの電源で動きますが、僕が子供の頃は、エンジンで動いていたので、すごい騒音でした。(その分早いです

屋根に沿って瓦を揚げるための通称「カーブ」 あるいは 「曲り」。

瓦の配列は、業者さんによってまちまち。弊社では、従業員によってまちまちです。

各自、作業し易いように置いて下さいと言うスタンスです。

他の業者さんの現場(応援)に行くと全く分かりません。

合うところで止めれば、効率的です。

地面から屋根が見えない場合は、台車を止める位置を、ラッカーで梯子とワイヤーに目印。

瓦は、パレットと呼ばれる台に載せて搬入されます。

パレットは、棒が立つタイプと立たないタイプがあります。

無いタイプは荷崩れを起こしやすいので、棒立てタイプを背もたれにして荷崩れ防止…。

瓦を上げる順番も作業しやすい順番があります。

なので、搬入の際のパレットの置き方や向きにはかなりのこだわりがあります。トラック運転手さんのセンスが問われるところです。

瓦の発注はできるだけ、問屋さんが荷造りしやすいように列単位で発注。写真の桟瓦だと、1列53枚です。

この分だけ、予備の瓦。積算がぴったり合って、一人で小さなガッツポーズ(笑)

この案件は、屋根大きさと瓦の寸法も縦横ピッタリ。

「寸法のはみだし」による端材や瓦の加工作業も一切ないパーフェクトな寸法で、大工さんや現場監督さんの協力に感謝です。

専用の「パレット台」「ハンガー」「合図のための無線」等が付帯します。

大規模な現場や、ウインチの設置が難しい案件では「レッカー」を使用します。

資格の取得による「正しい知識による安全作業」「法令順守」に全力で取り組んでいます。

レッカー作業で、ワイヤーをフックに掛ける作業を「玉掛け」と呼んでおり、必ず有資格者が行います。

荷崩れ防止にも万全を期します。

安全で効率的な作業は整理整頓が基本です。

空パレット、緩衝材、結束バンドなど分別して、瓦上げ作業終わり。

きれいな現場で気持ち良い作業になりました。