お寺 西面 瓦上げ

2023年6月25日

晴天に恵まれた6月17日に瓦上げ作業をしました。

遠くからでも、瓦工事をしているんだなって一目瞭然ですね

「ハンガー」はレンタルで「レンタル料金」が発生します

「瓦上げ」には、レッカーと写真のような「ハンガー」を使用します。瓦は「パレット」と呼んでいる台に乗って搬入され「ハンガー」を差し込んで吊り上げます。

施工の際に割れる事もあるので「予備の分」として余分に発注します

パレットが空中にある際に、荷崩れを起こさないよう、瓦はできるだけパレット単位で発注します。併せて、荷造りの効率化にもつながりますね!ですので、現場で余っている瓦があっても計算間違いではありません!

足りない分を後で上げるのは大変なので、多めに上げます

屋根の上は、急勾配なので、できるだけ移動をせずに済むように手渡しで、並べていきます。

バンドの切断も慎重さが必要です

瓦は、屋根上で、荷崩れを起こさないように「桟木」にしっかりと引っ掛けます。

「ゴヘー」は(巻け)「Go a head」「スラー」は(下)「slack a way」スラックアウェイ「slacken」スラッケンの発音です

瓦の重量は、1パレット当たり1.3トンあるので、奥までは届かず、手前で少し軽くし、移動しながら配っていきます。無線では、ワイヤーを巻き上げる「ゴヘーイ」下げる「スラー」ブームの起伏→奥行き調整を「起こして・倒して」「伸縮」を「伸ばして・縮めて」左右の旋回を「オペレーター目線で左右」と伝達してハンガーを任意の位置へ下ろします。

合図には「ブーム下げながらスラー」と言った合図もあります

屋根上では、瓦が荷崩れしないように後ろから支える役目の方がいます。

約3500枚程度の数量です

6人で作業をして2時間半程度で、約70坪分の瓦を上げ終える事ができました。昔の人は、これを手作業でしていたと思うと只々すごい!としか、言えないですね。

反対側では、大工さんが先行して、工事を進めています。工期のロスが出ないように、段取り良く作業を進める事が大切です。

みんなで、瓦を葺けば1日で、ここまで葺き上がる事ができました。瓦を葺き終えた部位は、雨始末の必要がないので、梅雨時期の今は、ありがたい進捗状況です。

今日は、6人で瓦を葺きました。手早く葺き上がるのも、事前の「計画」と的確な「割り付け」があってこそです。現場では、段取り8割と言いますが、正にその通りだと思います。

次回からは「下がり丸」の施工が始まります!