お寺 破風板 取り付け

2023年5月2日付のブログ「お寺 破風板制作」で、触れた部材が塗装作業を経て完成しました。

木造住宅の部材は「ほぞ」と呼ばれる凹凸を用いて組み合わせられることが多く「破風板」も「ほぞ」を用いた加工を施します。

このような加工を「雇いほぞ」と言うそうです。「破風板」は「母屋・もや」という部材にはめ込み、写真でも差し込まれる「凹」部分と、差し込む「凸」部分が分かりますね!

キズを付けないように慎重に、荷下ろしします。

4月24日付のブログで紹介した、合板を使用しての「型取り」の成果が試されます

レッカーを使用して「はめ込んで」行きます。

見事ピッタリはめ込む事ができました。まずは一安心です

所々で「母屋」へ差し込んだ部分が見えます。目に見えない部分では「母屋」へ差し込まれています。少しでも位置を間違えると、大変な事になってしまいますね!

こうして、片面に2枚づつ、合計4ヵ所で取り付け作業を行いました。面積が大きいので、一度に多くの工程を進める事はできず、少しずつ進めていく事になります。次回は、いよいよ瓦をはぐる作業が始まります!