軒先からのスズメと軒先面戸(のきさきめんど)
先日、昨年新築で施工させて頂いた案件(和形瓦)のお客様から、軒先からスズメが出入りしていて困っている。との相談がありました。せっかくの新しい家なのに、糞で外壁が汚れたり、鳴き声も大きいですよね…
写真は、引き渡し後、約半年程度の案件です。スズメの巣でしょうか?新しい家は、瓦の裏も快適なのでしょう(笑)
そこでお勧めしたのが、写真の商品。軒先面戸です。軒先にできる、瓦の形状からできる隙間から、鳥などの侵入を防ぐための「蓋」です。施工はいたって簡単。ビスで留め付けるだけです。写真の商品はプラスチック製ですが、木製や、瓦と同じように焼き物で作られている商品も見かけます。
施工例は、お客さんの了解を頂いていないので、こんな写真ですいません。「軒先面戸」は瓦の形状に合わせて作られています。
主に軒先からの侵入ですが、写真のようなF型(平板瓦)の、一体袖という仕様では、屋根の左右の端部からも、侵入します。
一体袖では、スポンジ状の「シーラー」と呼んでいる部材で、隙間を塞ぎます。
スズメにも事情があるのでしょうが、みなさん、できればわが家はご遠慮願いたいですよね?私達も知恵を絞って、お互いに快適に暮らしていきたいですね(笑)