既存の部材を撤去し、下葺きとして、屋根面に下葺き材を、外壁に「透湿防水シート」を施工します。下地に問題がある場合は、補修します。

「AT葺き」は、折り返した板金部材を組み合わせながら施工していく仕様です。

左右のジョイント部分も折り返して組み合わせます。屋根全体の大きさを考えて、ジョイント部分が均等に配置され、見た目も美しい仕上がりを目指します。

写真の部分を「入母屋・いりもや」と呼んでいます。使用されている板を「破風・はふ」と呼んでおり「雨が伝う」ので、板金部材を施工して内部に雨水が侵入しないようにします。又「木材」と「金属材」は相性が悪いので「破風」を「屋根面」と接触しないように加工します。

「外壁」と「屋根面」の接続部分には「水切り板金」を施工します。外壁を取り外したり、交換するのは「水切り板金」をしっかり施工する為です。

「屋根材（緑）」「水切り板金（赤）」「外壁（黄色）」としっかり対応する事ができました。外壁で使用されている部材を「角波・かくなみ」と呼んでいます。

屋根の頂点を「棟・むね」と呼んでいます。

写真の部位を「谷」と呼んでいます。全ての部位において、納得のできる仕上がりになりました！