僕たちの仕事は、天気次第…。雨天は現場作業が出来ません。予報が、頼りですが外れる事も良くあります。
今日も、1日曇りの予報でしたが、朝の内は雪がちらつき、昼過ぎまでは、1日曇りだった明日の予報が、15時頃には崩れると変わっていたり…
今日も、本日中に終わる予定の作業が、1時間分くらい残ったり、明日の「瓦をはぐる作業」が、延期になったり。いつもの事ですが、うんざりです。
僕のデスクから、外を見ると、うっすら「名残雪」
意を決して、職人さんを送り出した後に、雨や雪が降ってくると、とても責任を感じます。
北陸では、1日中晴れている日なんて少ないですから、時々は「強行突破」ですが「瓦めくり」等、どうしても一日中晴れていないと困る作業の前日は、迷いに迷います。(特に週末を挟む時)
そのせいで、着工のお知らせが遅くなったり、急になったりしてお叱りを受ける事も…
日程を決める際には、予報の晴れ間と工程に必要な晴れ間をすり合わせる事がコツ。3日の間、晴れが見込めるなら、3日工程の作業、5日間晴れなら5日の仕事を・・・。長い晴れ間に、短い工期の作業なんてもったいない(笑)
1日だけ、晴れなんて日は、そんな都合位の良い仕事があれば良いのですが、なかなかうまくいきません…
そんな時は、工区がいくつかに分かれている現場の1工区だけを先行して仕上げるなんて事も…
僕達が来て、喜んでくれたお客様の現場を、途中で空けてしまう事もあり、大変申し訳なく思います。
棟部等の工事では、施工後の天候の影響を大きく受けるため、作業する日だけでなく、作業後の天候も考えて作業日程を決定するので、予定していた工期より遅れる事があります。
「あと少しで完成するのに…なんで、来ないんだ!」って、思われていると思います。
できるだけ、後工程に影響しないように配慮しますが、お客様の為にも妥協はしたくないですね!
施工後に「なんばん」が十分に乾燥する前に雨が降ったと思われる案件です。
棟部のメンテナンスはとても手間がかかるので、十分な配慮が必要ですね!
晴れの日は、こんな絶景のご褒美も!
うまくいかないのが人生。特に思い通りにいかないこの稼業ですが、それも面白さの一つです。
僕は面白いで済むのですが、皆様には、急な着工や中断、延期など、本当にご迷惑をおかけしています。
この場を借りてお詫び申し上げます。