予算の話
僕の会社の見積もりには「現場管理費」や「現場支援費」「予備費」「交換瓦代金(仮)」と言った項目があります。
主に「諸経費」で、区分されているかもしれませんが、少し分かりにくいといった声を頂きましたので、今回紹介したいと思います。
写真は、棟部のメンテナンス工事の風景です。このような工事の場合…
初めに、屋根の上に、専用の「フック」を使用して、瓦や部材を仮置きする「屋根上足場」を設置します。多くの「屋根上足場」が必要な案件では、別途に料金を頂く事があります。
棟部を解体した際に、直下の瓦(半端瓦)の開口が開きすぎている場合があります。
外壁との「取り合い(接続面」でも、開口が開きすぎているといった事があり「半端瓦」を交換したり追加する必要があります。
このように、瓦の「交換」や「追加」が必要になった時は「交換瓦代金」とさせて頂いています。
実際に解体してから、現場で判断する事もあるので、見積もりでは「仮」としています。
点検時の判断から、ある程度予想して、材料を持って現場に行きますが、木部材などでは、着工後に採寸してから製材する場合もあります。
確定できない材料の積み下ろしは大変無駄なコストです。
現場では、作業を止めないために「素早い分析と決断・行動」が必要ですね!
小規模な案件では、工程によって、必要な人員に変動があったり、初めから確認後に部材を届ける前提で「現場支援費」を計上させて頂く事もあります。
弊社のストックヤードです。予め、必要になりそうな資材を取り揃えておき、すぐに対応できる態勢を整えます。
作業の進行には、バックアップも含めた「役割と分担の明確化」が大切ですね!
工事では、作業終了後に、雨が漏らないように「シート養生」など、現場の維持に必要な作業が発生します。
シートは消耗品なので、買い替えが必要になりますね!
工期が長期に渡る場合や、中断期間がある場合には、維持のために通う必要がある案件もあります。
「形」には残りませんが、現場を維持するための大切な作業です。
「シート」を押さえる方法は、屋根に、瓦など、重しになる物があれば、良いですが、適当な物が無い場合は、専用の「クリップ」を使用します。
初めに「クリップ」を瓦に挟み込んで「ロープ」で「屋根上足場」を固定します。
「シート」を「屋根上足場」に緊結しました(緑色)。「シート」に、孔を空けずに固定するための工夫です。
このように、着工から、完工までの、直接工事に関係ない作業や、その他、清掃等を含んだ、作業を進めるために必要な間接費を「現場管理費」として、計上させて頂いています。
大切な予算がどのように使用されているのか知って頂ける一助になれば幸いです!