ブログ きのえ

お寺 廣部硬器さん ③

「紋」の作成において、途中経過を頂き、ついに7月27日に「窯入れ」に入ったと連絡が来ました。

工業製品というより工芸品ですね!

カッターをヘラのように使って、キレイに仕上げる「カッター入れ」と呼んでいる作業です。

棟部の側面に取り付ける「9寸タイプ」です。

今回は、黒をベースに凸部分を純金で仕上げます。全体に、黒の釉薬を施釉した後、金色になる凸部分の釉薬を払い落とし、透明な釉薬を施釉します。

よく見ると、ベース部と模様部で微妙に色が違って見えますね!

「釉薬」を施す事を「施釉・せゆう」と呼んでいます。

こちらは「鬼瓦」に取り付ける「5寸」タイプです。

「焼き物」全体に言える事でしょうね!

見学の際に見た表です。土は、焼成すると縮むようで、経験や勘が大切なんでしょうね!

うまく行く様に祈るばかりです

本焼成が始まりました。7月31日に窯出しとの事なので、今この時間も、炎の中で出来上がりを待っているのですね!

出来上がりが楽しみです!

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