ブログ きのえ

お寺 廣部硬器さん ②

廣部硬器さんにお願いした「紋」についての途中経過を頂いています。

機会があれば石膏の作業も見たいですね!

石膏でできた「型」ですね!文様は、お客様から頂いた図柄をもとに製作していますが、よく見ると「左右対称でない」「花の花弁の円が1つ1つ違う」と言った細かい部分もあり、補正・修正を経て、お客様に了解を頂いてから制作に取り掛かります。

液体状になった粘土が注入され「鋳込み作業」が始まりました。

写真は9寸のタイプです

固まるまでしばらく放置です。

しばらく「鋳込み」と「乾燥」を繰り返します

緊張の型抜き作業です。うまくいったようです!自然乾燥と遠赤外線乾燥を1週間程度させてから「磨き作業」に進みます。(5寸・9寸程度の場合)

「浄土真宗 大谷派」の紋だそうです

写真は、鬼瓦に取り付ける予定の「5寸」サイズの「紋」です。各1カ所、合計2カ所取り付けます。

「型」から外す作業はうまくいったようです

こちらは「棟」の側面に取り付ける予定の「9寸」サイズの「紋」です。片面に3カ所ずつ合計6カ所取り付ける予定です。職人さんの姿がかっこいいですね!

発注が遅くて大変申し訳ありません!

粘土での彫刻のようですね!職人の技とはこのような作業を指すのだと思います。

彫りに使う「ヘラ」と磨き用「サンドペーパー」だと思います。「木の道具」は何に使うのでしょうかね?

写真は、先日の見学で見た道具達です。僕達も、自分の道具には電動工具も含めてかなり思い入れがありますが(現場でも俺の道具だ!ていう意識が強いです)制作しておられる姿を見ると、道具を見る感覚も変わってきます。

先日お伝えした「足場工事」に加え「大工さん」「製材所」さん「板金業者」さん等、多くの方々の技と情熱が集まって工事は進んでいます。弊社もその一員に選ばれたことを改めて嬉しく思いました。

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