お寺 足場
搬入路を施工し終えたら、作業床を組み立てていきます。
足場の仕様は「楔緊結式足場・くさびきんけつしきあしば」と呼んでいます。現在、主流の施工方法です。
名前の通り、縦の「支柱」に横の「手すり」を、楔状になった接続部分を金槌で叩いて組み立てていきます。
「みのこ」と呼んでいる部位です。「作業床」の高さの要望にもしっかり対応頂き「安全」に「効率よく」作業できます!
支柱が片側しか設置できない部分は「ブラケット」と呼んでいる部材を使用します。
ブラケットは、梯子の替わりにもなります。
足場からじゃないと作業できませんね!
「向拝」の軒先部は、部材の仮置きも兼ねるので「ステージ」と呼んでいる広い作業スペースを設けています。
足場ができると、周囲からでも工事が始まるんだな!って見えますよね!今回は、お寺という事で「檀家さん」を初め、関係各位の多大な努力と多くの「浄財」で、作業を進めていくことになります。
このような仕事に携わらせて頂けることを光栄に思いながら作業を進めていきたいと思っています!